フルート奏者のユ・ユアン、出身地はどこ?コンクール入賞歴は?今どこに住んでいる?来日コンサートの予定は?

先日、たまたま見かけたチラシを見て久しぶりにフルートのコンサートに行ってきました。2017年に神戸国際フルートコンクールで最年少優勝された、ユ・ユアンさんのコンサートです。

日本ではほとんど無名ですが、始まりからバッハの無伴奏曲を暗譜で30分演奏・・あまりに素晴らしく、彼について調べてみました。是非最後までお読みくださいね。

演奏会後はサイン会があり、貴公子のような雰囲気のユ・ユアンさんにサインをしてもらいました。

フルート奏者 ユ・ユアンの出身地は?

ユ・ユアンさんは中国出身のフルート奏者です。7歳でフルートを始め、2013年に中国の超名門、北京中央音楽院に入学されています。

世界的に有名な、ピアニストのランランさんも北京中央音楽院出身です。本当に超名門なんですよね。

7歳といったら小学校2,3年生ですね。身長が130センチくらいあれば大人と同じストレート管のフルートを持つことが出来るので、子供用ではなく大人と同じフルートから始められたのでしょうね。

ところで、2013年に北京中央音楽院に入学されていますが、この時ユ・ユアンさんは11歳です。7歳で始めて4年で名門音楽院に入学とは、本当に天才ですね・・!

その後、数々の輝かしい成績を残すことになるユ・ユアンさんです。

フルート奏者 ユ・ユアンのコンクール入賞歴は?

ユ・ユアンさん、まずは中国国内のコンクールで頭角を現します。2012年(10歳)の時に中国フルート協会のコンクール学生部門で一位に。その翌年に北京中央音楽院に入学されたんですね。

2015年にはプラハの春国際音楽コンクールで特別賞受賞。2017年に若干15歳でクラクフ国際フルートコンクールで第一位、神戸国際フルートコンクールで第一位となりました。

どちらも最年少記録とのことです。そんなにフルート歴が長くないのに、本当にすごいですよね。

どちらもハイレベルな国際コンクールで、ウィーンフィルのカール=ハインツ・シュッツさんやベルリンフィルのエマニュエル・パユさんなどが優勝されています。

直近では2023年の、こちらも超難関・ジュネーブ国際音楽コンクールで第二位を獲得されています。若くして世界的奏者の仲間入りですね。本当に素晴らしいですね。

フルート奏者 ユ・ユアンは今どこに住んでいる?

2016年にフランスのパリ国立高等音楽院に留学し、その後ドイツのミュンヘン音楽・演劇大学に留学されたようです。

どちらもヨーロッパの難関かつ名門音楽院&大学です。14歳で留学というのも本当にすごいとしか言いようがないですね。

現在はベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席フルート奏者を務めてらっしゃるので、ドイツ在住と思われます。

中国国家交響楽団客演首席フルート奏者でもあるそうなので、ドイツと中国を行き来されているのではないでしょうか。

ちなみに、パリ国立高等音楽院は漫画「のだめカンタービレ」の主人公のだめも留学した音楽院です。

こちらの記事に実際行ってみた感想など詳しく書いていますので、良かったらお読みくださいね。

のだめカンタービレ の主人公、のだめの留学先のパリのコンセルヴァトワールとは?どこにあるの?パリの気候と世界遺産まで
のだめが留学したパリのコンセルヴァトワールとは、パリ国立高等音楽院のこと。実際に行ってみました。また音楽の都パリの気候や世界遺産についてまとめました。

 

フルート奏者 ユ・ユアン 来日コンサートの予定は?

さて、この素晴らしいフルート奏者ユ・ユアンさん、また来日してくれるのかなあ・・と思ったら、

大阪公演は

2024年10月31日(木)豊中市立文化芸術センター 小ホール 19時開演

東京公演は

2024年11月6日(水) 東京のヤマハ銀座店7階にある、ヤマハホール 19時開演  にてコンサートをされます!

ミュンヘン在住の数々の音楽大学で教鞭を取られているフルーティスト、アンドラーシュ・アドリアンさんとのデュオ・リサイタルです。「フルート界の巨匠と新星」というタイトルがついています。まさに、新しいスターですね。

普段フルートのみのコンサートにはあまり行かないなあ、という方にもおすすめです。是非、数々の国際コンクールで最年少優勝という記録を打ち立てた、技術だけでなく豊かな音楽性を兼ね備えた演奏を聴きに行ってみてくださいね!

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