マリンバ奏者の出田りあ、夫は誰?子供はいるの?父も音楽家?CDは出てる?

先日「題名のない音楽会」に出演されたマリンバ奏者の出田りあさん。マリンバ奏者がテレビに出演されるのは珍しいですよね。

現在ベルリン在住で、世界各国で演奏活動をされている出田りあさん。あたたかい響きを持つ楽器に似合うとても素敵な方です。

出田りあさんについて、色々と気になることをまとめてみました。是非最後までご一読くださいね。

マリンバ奏者の出田りあ、夫は誰?

出田りあさんは1982年ウィーン生まれなのですが、ご主人はベルリンフィルのコンサートマスター、ヴァイオリニストの樫本大進さんです。

日本の誇るヴァイオリニストで、個人的に今まで行ったコンサートの中でベスト3に入っています。拍手が鳴りやまず、アンコールも3回か4回だったか・・鳥肌の立つ素晴らしい経験でした。

樫本大進さんとは、フランスで知り合い2007年10月に結婚されました。出田りあさんが25歳、樫本大進さんが28歳くらいの時になりますね。お二人とも結構早めのご結婚ですね。

出田りあさんご自身は日本の芸術系高校を経て、フランスのパリ国立高等音楽院(のだめと同じ!)に留学されました。

樫本大進さんはずっとドイツを拠点にされているので、同じ音楽家で日本人である奥様がそばにいたら心強いでしょうね。

ヨーロッパに留学された方は現地の音楽家と結婚される方もたくさんいらっしゃいますが、ヨーロッパに住みながら同じ日本人同士で結婚というのは人数が少ないこともありあまりないかもしれません。

が、日本語が話せるというのは安心出来るというか、家に帰るとほっとするのではないでしょうか。

ところで打楽器に分類されるマリンバで留学というのは珍しいですよね。うちの子供たちはマリンバの音が大好きです。「からだの芯からほわ~っと温かくなる音色、」だそうです。

マリンバのコンサートも行ったことがありますが、深く、どこまでもやさしい響きに魅せられました。また、マリンバの超絶技巧というのが本当にすごくて、マレットを片手に2本ずつ持ちながら高速で縦横無尽に動くのです。

これはびっくりしました。どの楽器も超絶技巧というのはありますが、マリンバは視覚的にも楽しい楽器ですね。

マリンバ奏者の出田りあ、子供はいるの?

先述した通り、樫本大進さんと結婚されていますが、お子さんは2人いらっしゃいます。

8歳になる娘さんと5歳の息子さんがいらっしゃいます。25歳で結婚されて、34歳頃に娘さん、37歳頃に息子さんが生まれたんですね。

ご結婚が早かったのでお子さんはもっと大きいかと思っていましたが、きっとお二人とも30代前半までは演奏活動がお忙しかったのではないかと推測します。

まだまだ育ち盛りでかわいらしい時期ですね。日本だと小学校2年生と幼稚園年長さんくらいですよね。お子さんたちは、ドイツで生まれ育っていることもありドイツ語を完全にマスターされているようです。

ご両親が音楽家というご家庭をいくつか知っていますが、お子さんたちは赤ちゃんの時から両親の楽器の練習を見たり聴いたりしていて、とても耳がいいように思います。

それに、音楽家になるかは別として音楽が好きな子が多いです。やはり両親が楽しく音楽を奏でているのを見ると楽しいのでしょうね。

お二人とも超多忙かと思われますが、自然体で子育てをしているそうです。すごいですよね。お互いに音楽家として分かり合えるということもストレス軽減になるのかな?うらやましいです!

マリンバ奏者の出田りあ、父も音楽家?

出田りあさんのお父さんは音楽家(作曲家・指揮者)の出田敬三さんです。熊本県ご出身で、国立(くにたち)音楽大学付属高校、国立音楽大学を卒業後オーストリアのウィーンへ留学され、1984年にウィーン国立音楽大学作曲科を卒業されています。

出田りあさんが1982年ウィーン生まれということで、お父さんがウィーン留学中に出生されたのですね。その後2歳の時に熊本に住むことになったそうなので、ウィーンの記憶はあまりないかもしれませんね。

出田敬三さんは2001年から、同じく熊本県にある平成音楽大学の学長をされています。平成音楽大学は、出田敬三さんの父親である音楽家、出田憲二さんが創立者だそうです。

出田りあさんは音楽一家で育たれたのですね。他にも妹さんが宝塚歌劇団出身だったりして、本当に音楽に囲まれて育ったようですね。

子供の頃からいつも音楽が側にあるような環境で、マリンバもお父さんから勧められたそうです。ご自身も音楽家になるのは自然なことなのかもしれませんね。

マリンバ奏者の出田りあ、CDは出てる?

出田りあさん、2024年6月5日に「Sugaria」というアルバムを出されています。樫本大進さんの記事を書いた時に出田りあさんの演奏動画を見て、とても良かったので購入しました。

ベルリンフィルと共演されたりして、マリンバ奏者として大活躍されていますよね。今、このCDを聴きながらこの記事を書いています。やっぱり、良いです。

収録曲は下記の通りです。

  • 1. マ・メール・ロワ(眠れる森の美女のパヴァーヌ~パゴダの女王レドロネット~妖精の庭)(作曲:ラヴェル 編曲:出田りあ)
  • 2. 海の見える街(映画『魔女の宅急便』より)(作曲:久石譲 編曲:出田りあ)
  • 3. アヴェ・ヴェルム・コルプス(作曲:モーツァルト 編曲:出田りあ)
  • 4. リバーダンス(作曲:B.ウィーラン 編曲:出田りあ)
  • 5. ニュー・シネマ・パラダイス(作曲:E.モリコーネ 編曲:出田りあ)
  • 6. カヴァティーナ(映画『ディアハンター』より) (作曲: S.マイヤーズ 編曲:出田りあ)
  • 7. 亡き王女のためのパヴァーヌ(作曲:ラヴェル 編曲:出田りあ)
  • 8-10. シュガーリア(全3楽章)(作曲:エリック・サミュ 編曲:出田りあ)
  • 11. アシタカとサン(映画『もののけ姫』)より(作曲:久石譲 編曲:出田りあ)

色々なジャンルの曲の中にラヴェルの曲が2曲入っていますね。私もラヴェル大好きです!

マ・メール・ロワや亡き王女のためのパヴァーヌは誰もが耳にしたことのある名曲ですが、マリンバで演奏するとこんな風になるんだなあ、と新しい発見があります。

また、久石譲さんのジブリの曲も2曲入っていますね。子どもの頃から大好きだったという「魔女の宅急便」、故郷の阿蘇の自然が重なる「もののけ姫」からの曲です。

それぞれに出田りあさんの思い入れがあり素敵にアレンジされています。

マリンバという楽器の起源は大昔にアフリカで地面に穴を掘って木の板を渡し、その木をたたいて音を出したと伝えられています。

大自然の中で「素敵な音がするね!」と皆で周りを囲んで、楽しんだのかなあと大昔を想像してしまいます。

なんだかよくわからないけれど身体の中に温かく響く感じはこのプリミティブなところから湧き上がるものなのかなと思います。

実際に聴いてみてもらえるとじわじわと伝わるのではないでしょうか。もちろん、振動が直に伝わる生演奏が一番おすすめなのは言うまでもありません!

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました