先日、「題名のない音楽会」にフルート奏者のCocomi さんが出演されました。相変わらずかわいらしい方だな~と思って子供と見ていました。
4年くらい前に、桐朋学園大学のオンラインオープンキャンパスで同級生の方々と出演されていて、モデルさんのような雰囲気にびっくりしたんですよね。手足もすらっと長く、華のある方です。ちょっと照れ臭そうに同級生と学校を紹介する姿はかわいらしい学生さんでした。
同じく音楽好きな娘も、「フルートを吹く妖精みたい・・・」と、キラキラオーラに驚いていました。
色々と話題になる方で、私も気になり調べてみました。是非最後までご一読くださいね。
フルート奏者のCocomi 、彼氏はいるの?
こちらは今まで何度も噂になったようですね。皆さん、気になりますよね(笑)。はい、うちの娘も気になっています。
現在23歳のCocomi さん。高校生の時に同じ桐朋の同級生と付き合っていたと週刊誌で報道されましたが、その後破局したと伝えられています。その時の彼はピアノ専攻だったそうで、やはり伴奏を頼んで一緒に練習していると仲良くなるのかなと勝手に想像してしまいます。
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)は一学年50人~60人ほどの為、密度の濃い高校生活だったのでしょうね。皆同じ夢や目標を持った仲間で、学生生活とても楽しそうですよね。
現在は、バレーボールがお好きでよく試合観戦をされているということでバレーボールの選手と付き合っているのではないかとか、インスタでたまに楽しそうな写真がUPされるピアニストの亀井聖矢さんと付き合っているのではないかなどと噂されています。
結局噂段階なのでここからは推測なのですが・・。バレーボール観戦はあくまで普通に好きなだけではないのかなと思います。Cocomi さんの演奏動画を見ると、アンサンブルがとても楽しそうで、本当に音楽が好きなのが伝わってきます。
サッカーや野球観戦が好きな音楽家の方も何人か知っていますが音楽家同士で結婚されている方が結構多いです。音楽家でない場合でも、ピアノが趣味だったりクラシックが好きだったり何かしら音楽と繋がりがあります。やはり、一緒に生活していく上で理解し合えるのはとても大切なのではないでしょうか。
別記事で書いた小林愛実さんと反田恭平さんもピアニスト同士で、樫本大進さんと出田りあさんもヴァイオリニストとマリンバ奏者です。音楽家同士、お互いに良い刺激を与えあっているとご本人たちも仰っています。
亀井聖矢さんは、同じ桐朋学園大学のソリスト・ディプロマコースに在籍中ということでお互いに切磋琢磨する良い友人ではないでしょうか。亀井さんは天才と言われており先日もコンサートで共演したワルシャワ・フィルの指揮者からショパンコンクールに出ないのかと言われていました。
が、友人から発展することも多々ありますし、勝手に見守っていきたいです(ついつい母目線に・・)。
フルート奏者のCocomi 、実力は?
Cocomi さん、モデル活動もされているせいか、その実力を知りたいと検索される方が多いようです。ピアノとバイオリンを3歳から習い始め、フルートを始めたのは11歳からのようですが、小学生の時に出たコンクールで「カルメン幻想曲」を演奏して最優秀賞を取られたそうです。
小学生の時ということは12歳だと思いますが、「カルメン幻想曲」は超絶技巧が出てくる難しい曲です。始めて一年くらいではなかなか吹けないと思います。ウィーンフィルのフルート奏者、カール=ハインツ・シュッツさんの来日コンサートでは最後の曲がこのカルメン幻想曲でした!
まず、高校は桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)へ進学されている訳ですが、こちらの高校はかなりの名門です。入試ではフルート以外にもピアノ、楽典、聴音、新曲視唱の試験があります。そちらの勉強もしていないといけません。
今のところ定員割れしているようですが、それでも一定のレベルでないと落とされるようです。実際、桐朋に入りたいという知人のお子さんがいますが、幼少時から大学教授レベルの先生に師事されています。
フルートの指導陣を見ると、現在Cocomi さんが師事しているN響首席奏者の神田寛明さんのお名前が。神田寛明さんも、ハイレベルな学生が集まると仰っていました。N響首席奏者の先生に高校生から習えるのはすごいことですね。
Cocomi さんは高校卒業後、桐朋のカレッジ・ディプロマコースへ進み、その後ソリスト・ディプロマコースへ進まれていますが、このソリスト・ディプロマコースはまさにソリストとして活躍する人や海外の大学へ進学したい人向けのコースで、難関だと思います。
実際にCocomiさんの演奏、とても素敵です。雰囲気がそのまま出ているような、華やかな音色です。高音も柔らかくてふわっとしています。個人的にはピアノとチェロとのアンサンブル動画がとても良かったです。きっとピアノや弦楽器の音色もお好きなんでしょうね。
フルート以外でも注目されるCocomiさんですが、素敵な音色でフルートファン、クラシックファンが増えると良いなあと思います。
フルート奏者のCocomi、使用楽器は何?お値段は?
Cocomiさん、雑誌のインタビューで使用楽器をパウエルフルートのハンドメイドだとおっしゃってます。パウエルフルートはアメリカのブランドで、師事している神田寛明さんもパウエルフルートを愛用されています(木製ですが)。
同じパウエルで3本のフルートを使い分けているそうです。その3本というのが、
①オーラマイトというシリーズの外側がシルバーで内側が14Kのもの
②管体がゴールド、キーがシルバーのもの
③すべて純金
です。
このパウエルフルートを扱っているドルチェ楽器の価格表を見ると、①はオーラマイト9Kで約331万円とのことなので、14Kだともう少ししますね。400万円くらいかな?
②は14Kだと約653万円、18Kだと約803万円です。管体というのは筒の部分です。金の純度によって変わりますが14Kと18Kで150万くらいの差が出るのですね。
③は全て純金とのことですが、ドルチェ楽器の価格表にあるのは管体19.5K、キーが14Kで約1270万円です。でも、純金ということは24Kだと思うんですよね・・。価格表に載っていないので、もしかしたら特注なのかもしれないですね。
参考までに、日本ブランドの管体24K、キー14Kのハンドメイドフルートだと1300万~1700万くらいです。管体24K+キー18Kだと1900万くらいです。パウエルだと1.5倍~2倍くらいするかな。。
24Kフルートの愛用者といえば、ウィーンフィルのカール=ハインツ・シュッツさんやチェコフィルの佐藤直紀さんなどがいらっしゃいます。金の純度が高いので、銀より重いです。華奢なCocomiさんは演奏は少し大変かもしれませんね。
金や銀が材質の為、昨今の原材料やコストの高騰により昔よりかなり値上がりしています。10年くらい前は今の半額に近かったそうです。とにかく楽器全般が値上がりしており、プロを目指す学生さんなどは頭が痛い問題ですね。
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